仕事がぜんぜん終わらない…。
自分のペースで仕事ができない…。
残業が前提の仕事量でクタクタ…。
教員をやっていて、そう思ったことはありませんか?
10年以上・4つの学校を経験した私もずっとそう感じていました。
そしてある日気づいたのが、「勤務時間すら意識できていなかった」という事実です。
この記事では
- 勤務時間を意識すること
- くりはらのタイムマネジメントの失敗談
- 勤務時間を意識することによるメリット、考え方
を伝えていきたいと思います。
では、よろしくお願いします!
勤務時間って把握していますか?
勤務時間って把握していますか?
一般企業で努めている方は、正確に把握し意識しているかと思いますが、教員はそうではないんですよ。
正確に述べると、実際的には勤務時間の概念がほとんどないんです。
その理由は、
- 始業時間前に生徒が登校するので、仕事が実質的に始まってしまう。
- 学校の時間割で動いていくことがほとんどなので、決まって休憩時間を取れない。
- 部活動顧問になっていると、就業時間後に部活動が終了するので実質残業。
- 学校の教員は、勤務時間や休憩時間という概念になじまない。
学校によって、勤務時間が多少変わります。
- (勤務校1:全日制)8:20~16:50。休憩時間12:05~12:45、16:00~16:05。
- (勤務校2:夜間定時制)12:45~21:30。休憩時間15:00~16:00。
全日制では休憩時間中に授業時間が重なっていることが多いので、決まって休憩は取れません。
これは学校教員という仕事の性質上仕方がないことかもしれませんね。
それでも、教員の勤務時間を意識してほしいなと思うのが私、くりはらの主張です。
【私の失敗談】定時過ぎてからが自分の仕事時間でしょ!
ここで私の失敗談を。
正規採用になって2〜4年目。
担任業務に、部活動顧問、生徒指導と忙しく動き回っていました。
そんななか、確かに勤務時間は意識はしていました。
けれども、私の思考方法はこれ。
「定時過ぎてからが自分の仕事時間でしょ!」
そうでも言わないと、仕事がなかなか終わらなかったのです。
生徒がいる間は生徒のために行動。
部活指導、学習指導、急な生徒対応。
「定時を過ぎたら自分の授業準備の時間。」
「部活動指導が終わったら課題チェックの時間。」
「生徒が帰ってからゆっくり自分の仕事をする時間。」
そんな意識でしたね。
確かに、自分のしたい仕事もできていた、納得いくまで授業準備もできた。
でも、このままずっとこのペースで仕事をしていくことに、漠然と不安感を抱えていたのも事実です。
特に、自分に子どもが生まれてから感じるようになりました。
目の前の生徒たちのことを考え教員としての大切な仕事をしているはずなのに、自分の子どものことは二の次になってしまう。
日々の子どもの世話は妻に任せてしまっている。いわゆるワンオペ状態。
このままでいいのかと本気で思いましたね。
勤務時間超えたら時間切れ!
では、なぜ意識すべきなのか?
それは、仕事に限りがないので、時間のデッドラインを決めるべきだから!
極論ですが、勤務時間を超えたら時間切れで、仕事は終わりにすべきなのです。
勤務時間という「締め切り」を意識したとき、私が取り組んだのが次の2つです。
どちらも難しいことではありませんが、意識するかどうかで一日の密度が大きく変わります。
1.今日の仕事・タスクを書き出す
勤務開始したらやること、それは、
今日のやるべきころ、タスクを書き出します。
通勤時間にやることを頭の中に思い浮かべ、学校に到着したら付箋アプリに書き出す。
いわば、ToDoリストを作ることから始めます。
私が使っていたのが、Windowsの標準アプリ「付箋」です。
朝の打ち合わせ前に、書き出します。手順は次の通りです。
- 「今日やること」を思いついた順に書き出す。
- 所要時間をざっくり考える。
- その一つひとつを「いつやるか」をざっくり決める。
そう、ざっくりでいいんです。
ざっくり書き出し、ざっくりスケジューリングする。
こう考えると、十数分で終わる仕事は案外スキマ時間で終わらせることができることに気付くはずです。
日々この繰り返しで、仕事の効率・密度を上げることができますね。
2.「やるべき仕事」と「やったほうがいい仕事」を区別する
教員の仕事はいろいろとあります。
- 日々の授業
- 教室掲示の見出しづくり
- 学級通信づくり
- 提出物のコメント書き
- 緊急時の生徒対応
- 保護者への連絡
- etc…
これを全てこなすのは、正直ムリ。時間がいくらあっても足りません。
そこで、仕事を2つに分けてみましょう。
- 「やるべき仕事」・・・日々の授業や分掌の仕事、外部への提出期限のあるもの、校内での提出期限のあるものなど、やらなければいけないもの。
- 「やったほうがいい仕事」・・・生徒の成長や学級での過ごしやすさなどにつながるものなど、やった方がいいけれど、やらなければいけないわけではない。
この「やったほうがいい仕事」が、教員の仕事には多く含まれているものです。
例えば以下のものですね。
- 生徒が提出した宿題や課題への必要以上のコメント返信
- 生徒が過ごす教室への必要以上の装飾
- 学級通信の負担感を覚えるほどの発行
もちろん、時間があればやったほうがいいものです。
生徒が喜んだり、成長につながるものですからね。
でも、そこに教員が多くの負担を、苦労を感じるものであるならば、私はやらないほうがいいのではと思うのです。
やったほうがいいと思っていても、苦しさ、しんどさを感じる仕事はありませんか?
その仕事は「やるべき仕事」でないのであれば、一度手放してみましょう。
手放しても、問題なかったと思う仕事が目の前にはあるはずです。
まとめ:自分自身の勤務時間を確認するところから始めてみませんか?
まず今日からできること。それは、
自分自身の勤務時間を確認してみませんか?
実際的には形骸化されている勤務時間ですが、これを確認してみるところから始めましょう。
就業時間・休憩時間を書き出してみましょう。
その勤務時間を意識し、「自分はあと何時間で仕事を終えないといけないか」を意識するところから始めてみましょう。
毎日そういうわけにはいかないことは重々承知です。
私だって毎日定時退勤できているわけではありません。
突然の生徒対応に時間を割かれるときもあります。
でも、勤務時間の終わりを決めておくこと、この時間を目標に仕事を終わらせようと思うことが勤務時間を減らす第一歩になるはずです。
そうすることで時間的な余裕も生まれ、心の余裕が出てくる。
この心の余裕が生徒へと還元されると思うのです。
ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。
くりはら けんでした!


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