教員がクジラボのキャリアカウンセリングを受けた結果——気づき・変化・正直な感想をすべて書く

仕事のこと

「このまま教員を続けていいのか」

そのモヤモヤを抱えたまま、ずっと一人で考えてきました。

こんにちは、くりはら けんです。

公立高校で数学を教えて10年以上になります。

2024年8月から11月にかけて、教員特化のキャリア支援「クジラボ」で全5回のキャリアカウンセリングを受けました。この記事は、そのシリーズ全5回を振り返る総まとめです。

「クジラボって実際どうなの?」
「教員がキャリアカウンセリングを受けるとどうなるの?」

という方に向けて、5回のセッションで得た気づきと、正直な感想をすべて書きます。

クジラボを受けようと思ったきっかけ

きっかけは、子どもの一言でした。

「今日もお仕事?」

うまく返せなくて、出勤しながらずっと胸がざわついていました。

授業はやりがいがある。
数学を教えることは好き。

でも、部活や分掌で土日もつぶれ、家族との時間が削られていく現実。

「自分は何がしたいんだろう」
「このまま定年まで続けるのか」

という問いが、頭の中でぐるぐるしていました。

同僚には「それが教員だよ」と言われそう。
管理職には「経験を積んでナンボ」と言われそう。
家族には心配をかけたくない。

誰にも相談できないまま、モヤモヤだけが膨らんでいきました。

そんなときに出会ったのが、教員特化のキャリア支援「クジラボ」でした。

5回のセッション、各回の要点

DAY1:モヤモヤの言語化

「強みがわからない」「続けるべきか辞めるべきか」という漠然とした悩みを、プロに話すことで初めて整理できました。

メンターから言われた一言——「授業が楽しいのは、強みを活かせているから」——これがすべての出発点になりました。

モヤモヤの根っこにあったのは、「強みを活かせない仕事へのフラストレーション」だったと気づいたのです。

DAY2:価値観の言語化

自分がキャリアで大切にしたい価値観を3つ言語化しました。

冒険・知識・礼儀。

そして「なぜ新しいことに挑戦したいのか」を掘り下げると、
「誰かに褒められたいわけではなく、唯一無二の自分でありたい」という深層の動機が浮かび上がってきました。

DAY3:強みの発見(クリフトンストレングス)

クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)を受け、上位資質「調和性・分析思考・学習欲」が明らかになりました。

弱みだと思っていたことが、実は強みだった」という気づきは、このセッション最大の収穫でした。

DAY4:外の世界を覗く

生まれて初めて求人サイトを開きました。

学校訪問営業・データサイエンティスト・ITエンジニア・非常勤講師+副業という4つの選択肢を検討。

どれにも「魅力」と「不安」があり、完璧な正解はないことを改めて実感しました。

DAY5:不安をエンジンに変える

全5回の最終セッション。

「不安だからこそ動けない」ではなく「不安だからこそ動く」——このマインドチェンジが、5回を通じて一番大きな収穫でした。

プログラミング学習の継続と、金融教育への探求が次のアクションとして決まりました。

カウンセリング全5回で得た「5つの気づき」

気づき① モヤモヤには必ず「構造」がある

「なんとなくしんどい」と思っていたことも、話して言語化すると「なぜしんどいのか」の構造が見えてきます。

私の場合は「強みを活かせない仕事がある」という構造でした。

悩みは感情ではなく、構造の問題なのです。

気づき② 「弱み」は視点を変えれば「強み」になる

「調和性があって自分の意見が言えない」は弱みに見えます。

でもそれは「場の空気を読み、対立を和らげる力」でもある。

弱みと強みは表裏一体です。

クリフトンストレングスを受けたことで、自分の特性を「強みとして語る言葉」を手に入れました。

気づき③ 価値観を言語化すると、キャリアの軸ができる

「何がしたいか」ではなく「何を大切にしたいか」が先です。

冒険・知識・礼儀という3つの価値観が明確になったことで、どんな選択肢を取るときも「自分の軸」で判断できるようになりました。

気づき④ 「正解」はどこにもない。でも「自分の答え」はある

学校訪問営業・データサイエンティスト・ITエンジニア・非常勤+副業……どれを選んでもメリットとデメリットがあります。

「完璧な選択肢」は存在しない。だからこそ「自分が何を優先するか」という軸が必要なのだと、腑に落ちました。

気づき⑤ 不安は「動けない理由」ではなく「動くエネルギー」

不安は消えない。

でも不安を「現状を変えたい」というエネルギーとして捉え直すと、それは行動の原動力になります。

クジラボに申し込んだこと自体が、不安を原動力にした行動でした。

クジラボを受けてみての正直な感想

率直に言います。

カウンセリングを受けたら、答えが出る」わけではありません。

5回終えた今も、「これだ!」という明確な結論は出ていません。

でも「何に悩んでいるのか」「自分は何を大切にしたいのか」「自分にはどんな強みがあるのか」——この3つが、カウンセリング前よりずっとクリアになりました。

頭の中でモヤモヤしていたものが、言葉になった。それだけで、次の一歩を踏み出す土台ができた感覚があります。

特に良かったと感じたのは次の3点です。

  • 教員の現実を知っているプロと話せること。「それが教員だよ」と言われない安心感がありました。
  • 自分でも気づいていなかった強みや動機を引き出してもらえること。一人で考えていても辿り着けなかった気づきが多くありました。
  • 答えを出してもらうのではなく、自分で考え抜く場であること。カウンセリングが終わったあとも思考が続いていきます。

こんな人にクジラボをおすすめしたい

次のいずれかに当てはまる方は、一度相談してみることをおすすめします。

  • 教員という仕事は好きだけど、このままでいいのかとモヤモヤしている方
  • 自分の強みや得意なことがわからなくなってきた方
  • 転職や副業を考えているけれど、何から始めればいいかわからない方
  • 「教員以外に自分の居場所はあるのか」と不安を感じている方
  • 誰にも相談できず、一人で悩みを抱え込んでいる方

「話すだけでいい」とわかっていても、一歩踏み出すのは怖いものです。でも話してみると、頭の中が整理されます。それが最初の一歩になります。

各回の詳細記事リンク

5回のセッションをそれぞれ詳しく記事にしています。気になるところから読んでみてください。

DAY1:モヤモヤの言語化
強みを活かせているから楽しい、という構造に気づいた回

働き方のモヤモヤを整理した話|教員のキャリア相談「クジラボ」体験記#1
教員のキャリアに悩んでいる30代が、教員特化のキャリア支援「クジラボ」のセッションを体験。「強みがわからない」「辞めるべき?」という悩みを、プロと話すことで整理していった実体験レポートです。

DAY2:価値観の言語化
冒険・知識・礼儀。そして「唯一無二の自分でありたい」という深層動機を発見した回

教員の私が気づいた、キャリアの軸になる「3つの価値観」|教員のキャリア相談「クジラボ」体験記#2
なぜ自分は、他の先生がやらないことをしたいのか。その問いを掘り下げたとき、意外な動機が見えてきた。教員10年超の私がキャリア支援「クジラボ」で価値観を言語化した、DAY2の実録です。

DAY3:強みの発見
弱みが強みになった。ストレングスファインダーで自分を再定義した回

調和性・分析思考・学習欲――クリフトンストレングスが照らした私のキャリアの軸|教員のキャリア相談「クジラボ」体験記#3
「弱みだと思っていたことが、強みだった」——クリフトンストレングスで気づいた調和性・分析思考・学習欲。教員10年超の私がキャリア支援「クジラボ」で自分の軸を発見した、DAY3の実録です。

DAY4:外の世界を覗く
生まれて初めて求人サイトを開いた日の記録

教員の私がはじめて求人サイトを見て気づいたこと|教員のキャリア相談「クジラボ」体験記#4
大学卒業以来、求人サイトを一度も見たことがなかった教員の私。はじめて「外の世界」を覗いて見えた3つの選択肢と、意外な第4の道とは。クジラボ体験記DAY4の実録です。

DAY5:不安を原動力に変える
カウンセリング全5回の最終回。「不安だからこそ動く」に変わった瞬間の記録

不安を原動力に変えた日——教員の私が5回のカウンセリングで得た結論|教員のキャリア相談「クジラボ」体験記#5
「不安だからこそ動けない」じゃなく、「不安だからこそ動く」——5回のキャリアカウンセリングで得たマインドチェンジと、教員の私が踏み出す次の一歩。クジラボ体験記、最終回。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

「自分も同じような悩みを抱えている…」と思った方がいたら、コメントやSNSで気軽に話しかけてくださいね。

くりはら けんでした!

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